魅力を伝えるホームページ制作
WEBデザイン研究所 ブログ
喜八屋では、たくさんの共感が得られるサイトをつくるため、どんな言葉が届くのか、どんなデザインが心に残るのか。
日々、さまざまなサイトを研究しています。
2026.02.13 Fri

極限まで削ぎ落とした中に爽やかな青が映える「シンプルさ」の真骨頂――株式会社内外設計

株式会社内外設計は、プラント建造物の構造設計に特化した事業を展開する一級建築士事務所です。その採用サイトで際立っているのが「シンプルさ」。ロゴの青を貴重としたデザインが差し色となり、首尾一貫して落ち着いたデザインで全体が構成されています。そんな株式会社内外設計の採用サイトについて、今回も喜八屋の若手社員ふたりがゆるりとディスカッションをしてみました。

【株式会社内外設計】
1980年創業。プラントから道路・河川に至る各種建造物の構造設計に特化した事業を行っている一級建築士事務所。ものづくりの街・東京台東区浅草橋に本社を構える。国内のみならず、海外のプロジェクトにおける構造設計の実績も豊富であり、国策に関わるような大規模なプロジェクトも手がける。社員それぞれが「一国一城の主」という考え方を持ち、たとえ若手社員であっても一人ひとりが担当する仕事において先頭に立ち、プロジェクトを牽引している。

真面目で落ち着いた表情の奥に、とてつもないパワーがある。
シンプルさを突き詰めたサイトだからこそ、それが際立つ。

「一見すると真面目で落ち着いた雰囲気なのに、よく読むと内に秘めるとてつもないパワーを感じる」そんな雰囲気を持つこのサイト。それはそのまま、会社の事業内容にも当てはまるのかもしれません。ユーザーが必要とする最低限の情報をシンプルなデザインでまとめたサイトには、よく読むとものすごい密度の情報が書かれていることがわかります。知的で穏やかな表情の人物写真からは、世界を股にかけて活躍する社員の方々の人柄が伺えます。「シンプルさの真骨頂」ともいえるかもしれないこのサイトを見て、新鮮な刺激を味わう二人の掛け合いをぜひ、お楽しみください。

「青」と「人」の二要素だけで、会社の印象は十分に伝わる。

第一印象は「青」です!

ロゴが青なのもあるし、それに合わせているのかな?すごく爽やかな印象だなと思います。

それから、ファーストビューに「人」が並んでいるので「人」を推している会社なのかなと思いました。

私も横浜さんと同じで、ファーストビューに人の顔が映った写真が使われているのが印象として強く残りました。

それから、全体的にシンプルな構成なのも印象的です。TOPページの最初のほうに「代表メッセージ」がくるのが、すごく珍しいなって!

右上のハンバーガーメニュー(※1)が、あまり見たことのない動きをしているのも面白いです!

※1:WEBサイトのナビゲーションに使われる表現手法のひとつで、ボタンデザインに用いられる。

そうだね!ルービックキューブみたいになっているよね。面白い。

不要な情報は、ばっさりカット。見る者を惑わせない
シンプルな構成が、就活生のアンテナに引っかかる。

TOPページに「代表メッセージ」や「グラフで見る内外設計」があるところ。これはあまり見ない構成なので面白いなと思いました!

最初の段階でユーザーに素早く情報をキャッチさせて、余計な動作をさせない構成なのが一般的なサイトとの違いだと思います。

うんうん。「代表メッセージ」や「データで見る」「数字で見る」って、別にページがあってそこに飛ぶつくりになっているサイトが多いよね。
でも、ここはみんなよく見るところだから、TOPにあってもいいのかもしれないね!

私も岡部さんと同じで、ファーストビューに代表メッセージがあるところは構成として気になりました。

「想い」みたいなものは多いけど、代表の写真があって、キャッチコピーやメッセージも全部ここにあるのが面白いなと思いました。

代表の顔を覚えられそう!(笑)

代表、TOPにもいますもんね!(笑)
会社として推しているのかな?いいですよね。

あと、代表メッセージもそうだけど、その下のインタビューやクロストークのように「人」にまつわるカテゴリが多いなと思いました。「事業案内」みたいな定番メニューはばっさりカットされています。

「採用サイト」だからこそ、人を推しているのかな?

わー!ほんとですね。事業案内がない!
気づかなかったです。

そうそう!だから余計にシンプルなのかなって思いました。

デザイン面は、ロゴの「青」をベースにしていて、さわやかでまじめな雰囲気。社風もそういう感じなのかな?合っていそうだなって思いました。

外で撮影している写真も使われているので、さわやかさマシマシ!(笑)
そこまで枚数がないけど、雰囲気が出ている。撮影場所も大事なんだなと改めて思いました。

私も横浜さんと同じで、ロゴの「青」を使ったさっぱりとしたさわやかなデザインだなという印象です。余計な装飾をつけないところが特徴的だと思います。

それから、サイトの中に入って下のほうにスクロールしていくと、最下部にパンくずリスト(※2)が出てくるんです。これはすごくめずらしい!
ふつうはサイトの上部につけることが多いですよね。

※2:サイトを訪問したユーザーに現在地を知らせるための機能。

ほんとだ!パンくずリスト、いつも上にいるものだと思ってた(笑)。そっか、下でもいいんだな……

そっか……ってなりました、私も!(笑)
下まで全部見てからまた戻ることもできるので、これもいいなって。
使いやすいので、自分もやってみようかなと思いました。

あらゆる装飾を削ぎ落としても、本質を見失わなければ
ちゃんと「伝わる」採用サイトになる。

その他気になったところは、人物写真の表情ですね。
まじめな顔だったり笑顔だったり、そういう色々な表情が載っていると、会社の雰囲気を知ることができていいなと思いました。

私が気になったところは「グラフで見る内外設計」の部分です。
最初に目につくカテゴリが「外国籍〜」になっています。

これはその特徴のある会社しかできないことだと思うので、自社の強みや一番の特徴をちゃんと理解して、それをアピールできているのがいいなと思いました。

それから、インタビューの個人ページのところも気になりました。
それぞれのページに大きめの写真があって、そこに添えられたキャッチコピーがかっこいい。
ちゃんと「その人の言葉」として入れられていて、ここまでするのはあまりないんじゃないかなと思います。

Screenshot

それから、男性のインタビューページのところに「建築の知識だけじゃなくて、得意な英語も活かせる仕事を探していた」という内容が書いてあったのが気になりました。

さっきの「データで見る内外設計」やクロストークの部分もそうだけど、外国籍の方々が当たり前のように社内にたくさんいて、多言語が飛び交っている。
そんな光景がイメージできるので、就活生にとってはわかりやすいなと思いました。

私はこのサイトを見て「一般的なサイトがこうだから、とりあえずこうやって構成を組もう」となりがちだけど、本当にそれでいいのか?と問いかけられているような気持ちになりました(笑)。

ちゃんと優先順位を立て直して、伝えたいところをしっかりと伝えられるようなサイトを作りたいなという学びになりました。

うんうん。採用サイトならではのシンプルさに加えて、なかなかここまで削る勇気は出ないよね。
でも、伝えたいことはしっかり伝わってくるのがすごい。
コーポレートサイトがしっかりしているからこそ、できるんだろうなと思いました。

あとは横浜さんもさっき仰っていたんですが「会社の特徴」のようなコンテンツがないのに、特徴をちゃんと知ることができるのがすごいと思います。「伝え方」も学びになりました。

そういえばないね!「特徴」のコンテンツ。
伝え方、大事だよね。

そうなんです!ないのにちゃんとわかる。それがいいなって思いました。
参考にして、サイトづくりに活かしていきたいです!