魅力を伝えるホームページ制作
WEBデザイン研究所 ブログ
2026.07.03 Fri

やさしさだけでも、強さだけでもない。その両方が、ブランドの種を育てていく――株式会社ダブルクロップ

株式会社ダブルクロップは、ソーシャルゲームやECサイト、Webアプリ開発などを行うIT企業です。そのコーポレートサイトは、スタイリッシュさとやわらかさが絶妙なバランスで共存しています。ナチュラルな色合いや余白を活かしたデザイン、そして随所に散りばめられた遊び心。シンプルなのに、なぜか印象に残る——そんな不思議な魅力を持った採用サイトについて、今回も喜八屋の若手社員ふたりが楽しくディスカッションを行いました。読み進めるうちに、サイト全体に隠された“ある共通点”にも気づいていきます。

【株式会社ダブルクロップ】
2010年設立。ソーシャルゲームやECサイト、Webアプリ開発などを行うIT企業。「人を育て、ビジネスを育て、社会に貢献する」を理念として社員教育や福利厚生にも力を入れており、2025年には健康優良企業・健康経営優良法人にも認定される。社名「ダブルクロップ=二毛作」のとおり多軸の事業展開を行っており、中小企業ながら、熾烈なIT潮流の中においても更なる成長が見込まれる企業である。

削ることで、はじめて見えてくるものがある。
浮かびあがった輪郭が、ブランドの本質を伝える。

今回喜八屋のふたりが研究したのは、やさしい色合いとスタイリッシュな空気感が印象的な採用サイト。一見シンプルに見える構成ですが、細部を見ていくと、ロゴの意味やナチュラルな配色、社員紹介の見せ方など、ブランドの世界観を丁寧に伝える工夫が随所に散りばめられています。ふたりの対話で特に印象的なのが「削る勇気」という言葉。情報を増やすのではなく、本当に伝えたいものだけを残していく——そんな潔さが、このサイトの心地よさにつながっているのかもしれません。やさしさと強さ、そのどちらも共存しているコーポレートサイトをめぐるディスカッションを、ぜひお楽しみください。

強さとやわらかさは、共存できる。
その心地よい違和感が、印象を決める。

第一印象としては、サイトを開いたときのアニメーションがダイナミックでかっこいいです!スクロールすると、パズルのパーツのようなものがこっちに向かってくる。これが見たことのない動きだなと思いました。
スタイリッシュさはありつつも、色合いや角の丸さからやわらかい印象も伝わってきて、バランスがいいサイトだなという印象です。

うんうん。バランスいいよね。
私も第一印象としてはこのアニメーションが強く残りました。サイトを開いてなんだろう?となって、下にスクロールしたら木が飛んできてわ〜!っとなって(笑)

あはは(笑)。

なんというか、かっこよすぎないというか、本当にちょうどいいバランスのサイトですよね。真っ黒じゃない色合いもいいです。目にやさしくて、ちょうどいい。いい色合いですよね。

ね!
最初のアニメーションを見て、かなり派手な感じのサイトなのかな?と思ったけど、そうでもない。茶色やベージュのようにナチュラルなカラーが使われていて、落ち着いた雰囲気だなと思いました。

構成については、2つ気になるところがありました。

1つ目は「CULTURE」の部分。ここだけ他のページと見せ方がちがうんですよね。
もしかしたら、後ろで流れている英語の一つひとつがこの会社のカルチャーにあたる内容なのかな?と思います。読めないけど(笑)。お洒落ですよね。

2つ目は、グローバルナビゲーションの部分にある「社長のつぶやき」「ラーメン部」「パーソナルトレーニングジム」!
主張が強すぎないけれど、遊び心というか、お茶目な感じもひっそりとあるのがいいなと思いました。

ほんとだ〜!全然気づかなかったです。
就活生も気になっちゃうコンテンツですよね。
ラーメン好きにも!(笑)

ね!気づいたら見ちゃうよね、こういうの(笑)。
でも、コーポレートサイトらしさは全然欠けていないのがまたいいなと思います。

いいですね!
私が構成で気になったところは、全体的にコンテンツがわかりやすくて整理されているところです。特にハンバーガーメニューや、キャリアステップの部分ですかね。
複雑な構成がなくて、ちゃんと読んでもらうための構成になっていると思います。きれいです。

やさしい色にも、やわらかな形にも、意味がある。
その積み重ねが、世界観を形づくる。

全体のデザインについて思ったことは、やさしい色合いとスタイリッシュさがうまく融合されているな、ということです。
あと、自社のロゴの使い方がうまいなと思いました。下層のヘッダーにロゴと同じ形状の写真が入っているのがいいですよね。
……あ、未来の種、良質な土って、ロゴの意味なんですね!気づかなかった。

そうだね!なんでナチュラルな色使いなのかなと思っていたけれど、種と土っていうロゴの意味合いを伝えているのかもしれないね。
私もこのナチュラルで穏やかな雰囲気がすごくいいなと思いました。
でも「やる時はやる」感もすごく伝わってくるのがまたいいです。
見やすいサイトだよね。

うんうん、すごく見やすいです!ブランドを伝えるのがうまいサイトだな、って思います。
あとは、採用ページの社員紹介の部分も構成面では気になりました。
社員さんの写真をクリックすると、ポップアップで紹介を見ることができます。ページの行き来がないので、見ている人が迷子にならないつくりですよね。見やすいなと思います。

うん、見やすい。サクサク見られちゃうよね!

削ぎ落とした先に、本質が残る。
余白をつくる強さが、見る者の心地よさを生む。

私がその他気になったところは、岡部さんが言ってくれた、リクルートページの社員紹介の部分!
名前の横にニックネームを掲載しているのが、すごくいいなと思いました。社外の人とも会話のネタになりそう!

ニックネーム、いいですね!

ね!
「CULTURE」の項目の中に「ニックネーム文化」というのがあって、それをホームページ上でも「文化」としているのが統一感があっていいですよね。会社の文化としてしっかり根付いているんだろうな、と感じます。イラストも可愛い。

イラストも可愛いです!サッカーやってる(笑)。

こういう系の会社だとどうしても座りっぱなしになると思うから、いいよね(笑)。

そうですね!(笑)
私は会社の強みや特徴が、文章や写真だけでもしっかりと伝わってくるのが印象的なサイトだなと思いました。「働く環境」の部分とか、写真からしてもう環境が整っているのが伝わってきます。羨ましい!(笑)

いま流行りのマシンピラティスもあるんだ!すごいね。

それでは、まとめに入ります!

私がこのサイトで参考にしたいところは「削る勇気」です。
いつもシンプルなサイトをつくるときに「物足りないかも」と思っていろいろ足しちゃうことがあるんです。

うんうん。「削る勇気」出ないよね〜。わかるよ。

出ないですよね〜。やっぱりどうしても足りないかな?という心配が勝っちゃいます。
でも、シンプルさとわかりやすさを重視したお客さまにとっては、これくらい思い切っていらない部分を削っていくのも大事なのかな、と思いました。

私も岡部さんと感じたことが似ていて、それぞれのページの長さがそこまで長いわけじゃないのに、ちゃんと満足感があるのがすごいサイトだな、と思いました。
「会社の強みはここだ!」っていうところをしっかり入れて、伝えきることができているんだろうなって。

うんうん。上手ですよね、伝え方が。

ね〜。
……あ!このサイト「代表あいさつ」もないよ!

ほんとだ!
あくまでも「会社」のことを伝えることに比重を置いているというか、その控えめさもすごいですね!

ほんとだね。削りに削っている。
ページが増えない分コストもかからないだろうし、つくる側としてもきっとたくさんメリットがあるんだろうなと思います。参考にします!